華梨のいけばな日記

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サンパラソルは毒がある?

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向掛け(サンパラソル)

 

 「サンパラソル」を用いた「生花・向掛け」を生けました。

サンパラソルは全体的に粘着性があり、切り口からは白い液がでます。

茎の途中からも根が伸び、これで壁や木に巻き付きます。

花もハイビスカスのように華やかで、夏の花材にはピッタリです。

店頭でシーズン最終価格の鉢植えを購入しました。

 

後日、わかったことですが、サンパラソルはキョウチクトウ科だったこと。

キョウチクトウ科の植物には毒性があり、死亡事故も発生しています。

枯れた葉を燃やしても煙には毒性が、路地植えの場合は土にも毒性があると言われています。

 

サンパラソルの毒性は、キョウチクトウより劣るそうですが、やはり白い液には毒があり、触れるとかぶれたり、口にすると重篤症状が出ることもあるそうです。

私は素手で触っても大丈夫でしたが、ペットや小さなお子さんがいるご家庭では十分お気をつけください。

 

開花期は5月~11月と長く楽しめます。

サントリーフラワーさんで販売されています。

www.suntory.co.jp

 

 

種は、 Amazon で販売中です。

挿し木でも増やすことができそうですが、コストを考えるとお得感ありです。

種まきの時期は4月~6月です。

 

サンパラソルの名前はサントリーさんの登録品種名で、

元々の植物名はマンデビラです。